闘う姿勢。

中日3-11ヤクルト 10回戦 勝投手松岡(1勝0敗) 負投手又吉(4勝3敗)


きょうの先発若松6回までヤクルト打線を無得点に抑え、7回にソロホームランで1点を取られたものの十分合格点のピッチングだった。
7回を投げ113球で、ちょうどホームランも打たれたこともあり、8回から交代は特に異論のないところであろう。

問題はレフトの守備を和田に代えて工藤を起用したことである。
昨日は和田を下げた途端に7回表に3点取られた。
今日も和田を下げた途端に8回表に3点取られた。
単なる偶然だろうか、もちろん工藤が悪い訳ではない。



昨日も同じことを書いたのだが、3-1で逃げきろうという守りの姿勢に入ってしまうことが問題なのだ。 セットアッパー、クローザーともに絶対的な信頼があるときならいざ知らず、正直言って100%信頼できるかと言われれば疑問である。
和田を下げて守備固めするのは王者の戦い方である。
中日は挑戦者である。最後の最後まで攻める姿勢を見せつけなければ、付け入るすきを与えてしまう。



ヤクルト打線は2番3番5番6番7番と左を並べてきている。
サイドスローの又吉が左を苦手にしていることは以前述べた。
もちろん、今日のように左の上田を抑えたり、右の山田にホームランを打たれることもあるが、要は確率である、左に弱いことはデータが裏付けている。
だとしたら、結果論になってしまうかもしれないが昨日今日と調子の良かった高橋聡文を使う手はなかっただろうか。


もう一つ、9回表1点負けている場面で福谷投入。こちらは結果論でなくこれはない。

長いこと登板がなく、明日も試合がないというのならともかくこの起用は解せない。福谷のモチベーションがどうだったかは関係なく、とんでもない結果を招いてしまった。今日だけの問題で後を引かなければ良いが。祖父江もいい迷惑であった。あのような流れになってしまうと、もう誰が投げても止められない。


明日は絶対的エース大野が先発である。悪い流れを断ち切ってほしいと願うばかりである。


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