亀澤と荒木は逆だった。
きょうは、ドラゴンズの主力打者の左右の投手別打率について調べてみた。
打率 対左投手 対右投手 得点圏打率 出塁率
大島 : .278 .237 .299 .238 .346
平田 : .310 .224 .338 .268 .400
和田 : .339 .500 .283 .167 .359
藤井 : .273 .182 .303 .344 .331
ナニータ : .322 .278 .330 .237 .363
亀澤 : .277 .313 .273 .235 .319
荒木 : .240 .229 .265 .263 .307
森野 : .286 .200 .324 .125 .375
ルナ : .345 .377 .333 .333 .425
エルナンデ: .258 .269 .254 .250 .278
福田 : .261 .328 .213 .244 .304
周平 : .231 .000 .248 .189 .306
小笠原: .382 .167 .429 .368 .450
松井雅: .136 .077 .152 .143 .182
意外な結果が出た。
まず外野手を見ると、和田以外の4人が左投手の方を苦手としている。
内野手では、亀澤は左打ちなのに左投手の方が打率がよい。逆に荒木は左投手を苦手としている。谷繁監督のやってきたことは真逆だった。
森野、
小笠原、松井雅の左バッターは左投手を苦にしている。
外国人バッターは右左関係なく安定している。
福田は左投手に強く、周平は左投手からヒットを打っていない(8-0)
結論として、左バッターはもちろん右バッターでも左投手に対して、苦手意識がある選手が多く、相手チームからするとドラゴンズに対しては左投手をぶつけた方が分がよさそうである。
これらを踏まえて打線を考えてみた。
対右投手用
1(中)大島
2(二)荒木
3(一)森野
4(三)ルナ
5(右)平田
6(左)藤井
7(遊)エルナンデス
8(補)松井雅
得点圏打率の悪い森野は3番に入れた。得点圏打率の悪い和田もあえて外して得点圏打率の高い藤井を入れてみた。ルナ、平田、藤井で走者を返す作戦だ。
対左投手用
1(中)大島
2(二)亀澤
3(右)平田
4(三)ルナ
5(左)和田
6(一)福田
7(遊)エルナンデス
8(補)松井雅
本当は、ナニータがセンターかライトも守れれば、大島か平田を外したいところではある。
昨日の記事と今日の記事をまとめると、ドラゴンズの左投手は相手が左バッターでもそんなに有利な状況を作っていないが、自軍の左バッターは左投手を苦手としており、中には右バッターでも左が苦手な選手がいるという困った状況である。