江戸の仇を江戸で討つ。

巨人3-4中日 12回戦 勝投手山井(3勝6敗)負投手マシソン(1勝4敗2S) セーブ福谷(2勝2敗16S)


今日の谷繁、少し打線をいじってきた。

1(二)荒木 5打数3安打 1打点

2(中)大島 5打数1安打 

3(右)平田 5打数0安打

4(三)ルナ 4打数1安打 1四球

5(一)森野 5打数1安打

6(左)和田 4打数1安打 1打点(ホームラン)1得点

7(遊)エル 4打数3安打 1打点(ホームラン)3得点

8(補)杉山 4打数3安打

9(投)山井 3打数1安打 1打点



2番大島、3番平田、4番ルナ、5番森野の中軸4人が全く点に絡んでいない。

その辺が14安打で4得点という効率の悪さにつながっているのだろう。



1回表 先頭打者の荒木がスタメン起用に応えていきなりヒットの一発回答の結果を出した。 次打者2番大島は空振り三振で得意のランナー釘付だ。3番平田、これでもかというくらいランエンドヒット&ファウルで荒木の体力を奪いながら10球目ファーストゴロで2アウト2塁のスモールチャンス。ルナ四球で2アウトながら1塁2塁でバッター森野。以前の森野ならピッチャーも山井であり、間違いなくホームランを打って、中日スポーツの1面を飾っていたものだが、ミスタースリーランという響きも遠い昔のものとなってしまったようだ。結果サードゴロで無得点。


2回表 意外な形で点が入る。先頭の和田は三振に倒れたが、昨日攻守に高性能ブレーキぶりを発揮した7番エルナンデスが汚名返上のセンター前ヒットで出塁、きょう8番に起用された杉山が、ここで打つために俺は起用されたんだとつぶやいた声が聞こえたように連続ヒットで1アウト1塁2塁のチャンス。9番山井にヒットを期待するのは虫がよすぎる。せめてゲッツーはやめて三振してくれと思っていたら期待通りの結果を出し三振で2アウト1塁2塁。打順は1番に返って荒木、ここで打つために俺は起用されたんだと杉山のつぶやきをリフレインするようにタイムリーヒットを打った。打った荒木もうれしかったが、起用した谷繁も嬉しかった。イケイケムードになりかけたところ次打者大島セカンドゴロでチェンジ。


その後両チームともゼロ行進で迎えた6回表 先頭の和田はライトフライで倒れたが、昨日攻守に高性能ブレーキぶりを発揮したエルナンデスが名誉挽回のライト前ヒットで出塁、きょう8番に起用された杉山が、ここで打つために俺は起用されたんだとつぶやいた声が聞こえたように連続ヒットで1アウト1塁3塁のビッグチャンス。

おっとこんな場面ちょっと前にあった気がするぞ。そうだ2回表と似たパターンだ。

そうだここで山井が三振して、と思っていたら期待外れの(言葉の使い方間違っている)タイムリーヒットで追加点を奪った。巨人0-2中日。

1アウト1塁2塁で打順は1番に返って荒木だ。ここで打つため…(しつこい)

荒木はインフィールドフライに倒れて、2アウト1塁2塁、バッター2番大島、今度こそ打ってくれという思いもむなしくライトフライでチェンジ。



7回ウラ ここまで好投していた山井だが、先頭の坂本にヒット、続く阿部に2塁打を打たれノーアウト2塁3塁のビッグピンチを迎えた。バッターは昨日試合を決めるスリーランホームランを打った高橋由伸、ここでもしホームランが出たら連夜のスリーランホームランだの、新ミスタースリーランだの報知スポーツの記者ならよだれが出そうな場面だ。やっべーぞと思っていたら由伸四球でノーアウト満塁だ。

しかしながら日本には昔からノーアウト満塁は点が入らないという、ことわざだかジンクスがある。ここはそれにすがるしかないと思っていたところ、バッターはキューバ出身のアンダーソンだった、そんなことわざだかジンクスだか聞いたことがないといったようなファーストゴロで1点を取られ、なおも1アウト1塁3塁のピンチに相川にタイムリーを打たれ2-2の同点、なおも1アウト1塁2塁のピンチは続くよどこまでも。

代打太田はサードゴロに打ち取り2アウト1塁3塁、バッタは―長野。

ここで痛いワイルドピッチだかパスボールだかで1点取られ巨人2-3中日逆転だ。


8回表 ピッチャーマシソンに代わって巨人は逃げ切り体制だ。

ここで先頭打者の和田が、カウント2-0からストライクを取りに来た真ん中高めをバックスクリーンに同点ホームラン。巨人3-3中日 。

続くエルナンデスも初球をレフトスタンドギリギリの連続ホームランだ。

カナダ出身のマシソン、日本には「外国人バッターの初球は気をつけろ」ということわざがある、おぼえておくがよい。ただしマシソンから見てエルナンデスが外国人バッターという位置づけになるのかどうかよく分からないが。


その後杉山、代打藤井がアウトになり、2アウトランナーなしから荒木が今日3本目のヒット、ここは当然走る場面であろうと思っていたところ、大島初球から打って出てファウル。結局荒木走らずじまいでヒットが出て2アウト1塁2塁。続く平田は本日5本目の内野ゴロでスリーアウトチェンジ。大島ヒットを打つ場面を間違えている。この場面以外のどこの場面でも打ってくれていたらもう少し楽になっていた可能性が大きい。

平田、内野ゴロはノーアウト3塁で相手が1点は仕方がないという守備体系の時にぜひ打ってくれたまえ。



このあと8回ウラ又吉、9回ウラ福谷が珍しくそんなにピンチを作らずおさえてくれた。巨人3-4中日

今日の殊勲選手は文句なしにエルナンデスだ。昨日の借りを利子をつけて返してくれた。ちょっと前なら、倍返しだという言葉が流行っていたが今や賞味期限切れだ。

エルナンデス、見事に 江戸の仇を江戸で討ってくれた。

「よくがんばりました。」


注:江戸の敵(かたき)を長崎が来て討つということわざがありますが、厳密にいうと今回のケースに当てはまらないのであえて仇という字を用いました。

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