今日の試合、影のMVPは松井雅人だ。

バルデスとうとう勝ちました。

よくここまで腐らずに辛抱強く投げ続けてくれました。

これで本人よりも、むしろリリーフピッチャーたちのプレッシャーが軽くなり、今後は、今まで苦労してきたことが嘘のように簡単に勝ち星を増やしていくような気がします。


勝敗には関係ないですが今日の試合の影のMVPとして松井雅人に一票入れたいと思います。 7回裏にルナが退場になり8回表から9番に入った福田が1塁の守備につきました。

8回裏は6番から始まりますので1人出塁すれば福田まで回ります。

そして、8回裏ツーアウトから松井雅人が四球で出塁しました。


年に1回しかない浜松の試合でファンの皆さんに福田の打席を見せることができました。

ホームランが出れば最高ですが、途中から入ってセリーグを代表する投手から簡単に打てるほど甘くありません。しかし、もしかしたらという期待感を抱かせてくれました。

福田も見事に空振りをしてくれました。結果はさておき、このような形を作っていくことが大事です。 雅人がそこまで考えていたかどうかはわかりませんが、結果的にこの四球が大きなファンサービスになったのは間違いありません。

2匹目のどじょう、募集中。

きょうは月曜日でプロ野球は試合がなく退屈な夜を過ごしている方も多いと思います。
ドラゴンズは明日火曜日が浜松、明後日水曜日が豊橋で広島との2連戦になります。
豊橋と言って思い出すのは昨年の広島戦、地元藤井のサヨナラホームランです。
まさかの、できすぎのシナリオでした。
2度あることは3度あると言いますので今年もぜひお願いしたいところです。
おっと、まだ1度しかなかった。



と言う訳で、浜松、豊橋でのカープとの2連戦、こんなスタメンでいってほしい。

1(中)藤井
2(二)亀澤
3(右)平田
4(一)福田
5(左)ナニータ
6(遊)エルナンデス
7(補)松井雅
8(三)周平
9(投)



ベンチには大島、荒木、ルナ、小笠原らが控え、後半1点勝負になったときいろいろなバリエーションで1点を取りに行く作戦です。
明日は中日バルデス、広島マエケンと言うことで、勝ち運のないピッチャーとリーグを代表するエースとの対戦でやや不利なような気がしますが、そういうときに限って特に地方球場では何が起こるかわかりません。
意外に不利な状況から初勝利、なんてシナリオもあってもいいのかな。

お中元とお歳暮とクリスマスプレゼントとボーナスとお年玉をいっぺんにもらった試合。

今日の試合 予告先発の吉見が体調不良と言うことで急遽武藤が緊急登板となった。

結果毎回のようにランナーを出しながら、5回を無得点に押さえ、見事お家の大事を救った形となった。 誰もが思い出すのが昨年の5月7日 この時も阪神戦であったが、予告先発の川上が腰痛で濱田が緊急登板し初先発 初完封勝利を挙げたことである。

阪神にとっては2年連続で同じような時期に、同じナゴヤドームで、同じようなことが起こり、狐につままれたような気分かもしれない。

そんなことより、心配なのが吉見である。大事でなければ良いのだが…。



この試合のポイントは1回表、1番西岡がヒットで出塁し、2番上本のバント失敗の場面である。結果論でなくここでバントはない。 武藤は緊急登板の上、1番打者にヒットを打たれ、1秒でも早くまずアウトがひとつ欲しい精神状態である。そこへわざわざひとつアウトを進呈しようとは和田監督、人がいいのもほどがある。さらにバントがフライになりダブルプレーとなった。中日にとっては、盆と正月がいっぺんに来たというと大げさだが、お中元とお歳暮をいっぺんにもらったような気分である。

さらに、これでこの回無得点かと思っていたら、3番鳥谷四球、4番ゴメスがヒットで2アウトながら1塁2塁とチャンスを作りながらも、マートンがアウトで無得点。阪神ファンにとってはストレスのたまるチグハグさである。


2回表は1アウトから伊藤の2塁打が飛び出すも、後続が続かず無得点。

さらに3回表に至っては、先頭打者の西岡が四球、今度は上本がきっちり送り1アウト2塁。3番鳥谷ヒットで1アウト1塁3塁、バッター4番のゴメス。今度こそは最低でも1点は取られるのを覚悟したが、おあつらえ向きのショートゴロで6-4-3の併殺打。

お中元、お歳暮に続きクリスマスプレゼントまでついてきた。



4回ウラ先頭打者荒木がストレートの四球、次打者平田にも四球でノーアウト1塁2塁。クリスマスプレゼントの次はボーナスが出た。さらに4番ルナにも四球でノーアウト満塁のお年玉だ。ここで最近ポイントゲッターになっているナニータだ。ところがここで浅いレフトフライで1アウト。2アウトからはタイムリーを打つくせにノーアウトではランナーを返せないとは、勝負強いのか弱いのかよく分からない助っ人だ。嫌なムードになりそうなところ福田のサードゴロの間に1点入る。どんな形にせよ点が入り、次のバッターが日本人なら少し気が楽になるところだが、そんなことはどちらでも全く関係なさそうなエルナンデスが内野安打で2点入り3対0となった。


もう後は流れによって試合を進めていけばよく、9回表は福谷がゴメスにソロホームランのお小遣いを渡す義理堅さで結局6対1で中日の勝ちとなった。

阪神にとってはやることなすことが裏目に出た試合で、年に何回かはこのような試合もあるであろう。 武藤が昨年の濱田よろしくここから4連勝位してくれるとありがたいのだが、まさか宝くじまで当たらないであろう。

大野、やってくれたなっ。

本日の試合 中日x阪神 11回戦 勝投手 大野(5勝1敗) 負投手 能見(2勝5敗)


今日の試合のポイントは8回表だ。ここまで1対0で中日リード、しかし中日ファンなら誰もが、またやられるちゃうか?と不安に思いながら戦況を見ていたことと思う。
案の定、先頭の上本に粘られこの試合初めての四球を与えてしまった。代打俊介に送りバントを決められ1アウト2塁で代打関本、嫌な予感がしてくる。関本死球で1アウト1塁2塁。バッターは代打狩野、今の阪神では代打の切り札だ。 長打が出れば一気に逆転、だが塁が詰まったことによりゲッツーという目も出てきた。
ここで谷繁がマウンドへ。いいタイミングだ。
谷繁「どうした、へばったか?」
大野「大丈夫っす!」
谷繁「当たり前だ、最後まで行くぞ!」
大野「そのつもりっす!」
こんな会話が交わされたかどうかは知らない。


結果は、いい当たりのショート真正面のゴロ、おあつらえ向きだ。6-4-3の絵にかいたようなダブルプレーだ。魔の8回を乗り越えた、この試合もらった。


9回表もちろん大野続投、またもや先頭打者を四球で歩かす。おいおい、この試合もらったはずだったが。大和が送って1アウト2塁。バッターは鳥谷。ここまでノーヒットとはいえ怖いバッターだ。しかしここは空振り三振に打ち取りあと1人だ。バッターはゴメス、ストレートの四球で2アウト1塁2塁だ。バッターはマートン、中日ファン全員が神に祈る思いだ。コースは甘かったがセンターフライに打ち取った。ゲームセット、…勝った。


今日の勝ちは大きい。大野は前回4点取られても6点取ってもらって勝ち投手。きょうは1点しか取ってもらえず相手をゼロに抑え勝ち投手。野手との信頼関係ができてきた。
明日は吉見と岩崎。左投手だけに今日と同じスタメンかもしれない。バッター陣よもう少し点を取ってやってくれ。






誰も考え付かない打線。

今日の試合も序盤からチャンスをことごとくつぶし残塁を重ね、先制してみたものの追加点が取れず、終盤リリーフ陣がつかまり逆転されるという、今シーズンありがちなゲーム展開でした。


こうなったら、ちょっと思い切った手を打って流れを変えないといけません。
誰も考え付かなかった打線です。



1(中)大島
2(補)松井雅
3(右)平田
4(一)福田
5(左)ナニータ
6(遊)エルナンデス
7(二)亀澤
8(三)周平
9(投)



この打線の第1のポイントは2番松井雅です。
初回だろうが、1アウトだろうが、ランナー1塁だろうが2塁だろうがランナーがいれば2アウト以外すべて松井雅にバントさせます。どうせヒットが出る確率は低くアウトになるのですから、バントしてランナーを進めるという作戦です。
初回からバントさせても全然もったいないという気がしません。


1アウト2塁、2アウト2塁という形で3番平田のタイムリーを期待します。さすがにランナーを貯めての福田は気持ち悪いので、当たっている平田と勝負せざる得ません。


2番目のポイントは7番亀澤です。この狙いは、福田がアウトでチェンジになった次の回、6番ナニータか7番エルナンデスの出塁を期待します。ノーアウト1塁か1アウト1塁で亀澤にバント、得点圏にランナーを進めて周平のタイムリーに期待します。今までは8番は安全パイの松井雅でしたので、ここで周平にタイムリーが出れば大儲けです。

ここが機能すると一挙大量点という可能性もあります。


谷繁よ、このブログを読んでいたらちょっと考えてみてくれ。