データーから見た典型的なゲーム。

今日のDeNA対中日の試合は4対3でDeNAの勝ちであった。中日は今日が40試合目でここまで19勝21敗である。
最近の20試合は7勝13敗。ほぼ1勝2敗ペースである。
この20試合の得失点と勝敗を調べてみた。

得点から見た勝敗        失点から見た勝敗
得点  試合数  勝敗     失点  試合数  勝敗
 0             1   0勝1敗     0    0    -
 1             3   0勝3敗     1    4   4勝0敗
 2             3   0勝3敗     2    2   2勝0敗
 3             9   3勝6敗     3    2   0勝2敗
 4             0    -         4    5   1勝4敗
 5             1   1勝0敗     5    5   0勝5敗
 6             1   1勝0敗     6    1   0勝1敗
 7             0    -         7    0    ー
 8             0    -         8    1   0勝1敗
 9             2   2勝0敗     9    0    ー

 計   20               20
合計得点74点  3.7点/試合   合計失点73点  3.65点/試合



このデータからみて、得点が2点以下の場合は0勝7敗、逆に失点を2点以下に抑えた場合は6勝0敗である。 5点以上取れば4勝0敗、4点以上取られた場合は1勝11敗である。
ある意味当たり前に近い数字が出ている。
問題は3点の場合である。3点取った場合は3勝6敗、3点取られた場合0勝2敗。
今の中日の現状は3点取っても勝てないが、3点取られると負けるということである。
得点の平均点が3.7   モードが3点     メジアンが3点
失点の平均点が3.65    モードが4点と5点 メジアンが4点



これらをまとめると今の中日は1試合当たり3点取って4点取られる確率が1番高そうであるということが言える。
したがって本日の3対4という点数は、まさにデータ通りの試合結果と言えるだろう。

今後は得点をあと1点多くとって、失点を3点に抑えるというゲームを増やしていけばおのずと勝つ確率も上がってくるであろう。
こうしてみると1点の重みと言うのがよく分かる。取れる時に取れないと負ける確率が高くなるのも明白である。

新しい野球の楽しみ方。

今日の試合、始まる前からいつもよりワクワクしていた。
理由は、昨日この試合がどうなるかを自分なりにシュミレーションしながら記事(仮想実況 DeNAx中日10回戦)を書いたため、現実の試合の進み方と自分の予想が当たったり外れたりしたのを楽しめたからだ。



細かいところまでは、当然当たる訳もないが4回表までで中日がホームランによる得点で2-0となるところは予想通りであった。(予想では周平のツーラン、現実は平田と大島のソロ)


4回ウラ、ツーアウトを取ってから梶谷に四球、筒香にツーランを打たれると予想した。 現実は、ツーアウトから筒香に四球、次のロペスにツーランを打たれた。
マジかっ! 2-2の同点となり予想通りの展開だ。



5回表ウラ 無得点 予想通りの結果となる。


6回表 予想では亀澤アウトの1アウトからから平田がヒット、ルナ凡退の後ナニータのツーランが飛び出す予定だ。 現実は、おっと亀澤がヒットを打ってしまった。続く平田もヒットでノーアウト1塁3塁。予想以上の結果が出そうだ。ところがここで何とルナが外野フライで亀澤タッチアップして、ホームタッチアウト。2アウト1塁となった。中日ファンなら誰もがチャンス潰えたかに思えたであろう。そんな中日ファンの中でおそらく私ひとりだけがほくそ笑んだ。(ここでナニータのツーランホームランが出るぞ、予想通りだ)
そして、初球予想通りストレートがど真ん中に入ってきた。もらった―と思った瞬間なんとフェンスオーバーではなく2塁打だ。1点勝ち越し3対2となった。中日ファンなら誰しもやったーと思ったであろう、ただファンの中で私ひとりだけがこう思った「打ち損じだ…」
4対2となるところ3対2で6回ウラのDeNAの攻撃となる。この回上位打線だけに、ランナーを出す苦しい展開だが何とか粘り、抑えると予想。案の定ツーアウトから梶谷を四球で歩かす。まさかここで筒香のホームランが出るのかと思った瞬間ヒットでツーアウト1塁3塁。(ホームランでなくてよかった。)さあ次のロペスを打ち取れば予想通りの展開だ。 ところがCBCラジオで解説していた元祖大魔神佐々木に分からないと言わせるほど、今日コントロールの利かないフォークの連投。なぜにそこまでこだわると あきれさせた。山井は交代させた方がいいというアドバイスも聞こえる訳でもなくロペスに同点打を打たれた。6回を終わって3対3 予想が外れだした。



7回表予想通り先頭打者がヒットで出塁。ただし現実は2塁打で予想以上だ。続く松井雅は、進塁打で1アウト3塁。私の予想では1アウト2塁で代打小笠原が四球と言うシナリオであったが、1アウト3塁である。微妙な違いによって小笠原と勝負に来た。
チャンスだ。と思ったのもつかの間、内角のストレートに詰まって内野フライだ。
荒木よ、小笠原に…違う違う!大島とは全然違う。 結果的には内野フライであったが外野へ飛球を飛ばそうという意図は見えた。相手がある以上こういうこともある。
仕方がない、小笠原が外野フライを打てなければ、誰も打てない。
ここで点が入れば勝ちに近いパターに持って行けそうだが、切り札をきった以上ここで得点できないと苦しい。勝負とはそういうもので、打てなかったから誰それが悪いというものでもない、打てる時もあれば打てない時もある。打てた時は勝つし、打てなければ負ける。



今回7回表まで打順のめぐりあわせも含め、ほぼ自分の想定内の試合内容であった。
相手に打たれても想定通りだと平然と構えたり、ここで点が入るぞといつも以上にワクワクしたりして、非常に面白く新しい野球の楽しみ方を発見した。



明日の先発はDeNA三嶋  中日バルデス 
はたして明日はどんな展開になるか。


仮想実況 DeNAx中日10回戦

今日のDeNAx中日10回戦は台風の影響で想定通り中止となりました。
ドラゴンズの試合がない日は皆さんつまらないと思いますので、明日のゲームの仮想実況を記事にしてみました。



以下はフィクションです。


昨日は中止となったDeNAx中日の10回戦、ここまでDeNAの6勝3敗、中日としては最低でも1勝1敗、欲を言えば2つ勝ちたいところだ。ピッチャーは、DeNAは久保がスライド、中日は予定通り山井の先発だ。中日のオーダーは
1(中)大島
2(二)亀澤
3(右)平田
4(一)ルナ
5(左)ナニータ
6(三)周平
7(遊)エルナンデス
8(補)松井雅
9(投)山井


1回表 2アウトから平田四球で出塁するもルナ三振で無得点。
1回ウラ 三者凡退


2回表 先頭打者ナニータがライト前ヒット、続く周平ライトスタンドへ2ランホームラン。 幸先の良い先取点が入り中日2点のリード。

2回ウラ 三者凡退

3回表 無得点
3回ウラ 三者凡退 山井ここまでパーフェクト(まさか…)


4回表 無得点
4回ウラ 2アウトから梶谷に四球、DeNAこのゲーム初めてランナーを出す。続く4番筒香の打席、初球の甘く入った変化球をライトスタンドへ2ランホームラン、2-2同点。 今の筒香は甘い球を見逃さず一振りでしとめる、絶好調だ。


5回表 無得点
5回ウラ 無得点


6回表 1アウトから平田ツーベース、ルナ ボテボテの内野ゴロで2アウト3塁、ナニータ初球の甘く入ったストレートを強振しライトスタンドへ2ランホームラン4-2中日勝ち越し。 ここまでの得点は両チームともすべてツーランホームランという珍しい展開だ。
6回ウラ ランナーを出すも山井粘りのピッチングで無得点に抑える。

7回表 エルナンデスヒット。松井雅送りバントで1アウト2塁。山井に代えて代打小笠原、ここは敬遠気味の四球で1アウト1塁2塁。1塁ランナー小笠原に代えて代走藤井。バッター大島。初球のボール気味のストレートに手を出しショートフライでランナー釘づけ、2アウト1塁2塁。亀澤甘く入ったストレートをいい当たりするもセンター関根のファインプレーで無得点。
7回ウラ 5番ナニータに代わって田島が入ってピッチャー、代走の藤井がそのまま9番でレフト。田島この回を簡単に三者凡退。このところ安定感が出てきた。

8回表 3番平田いい当たりのレフトフライで1アウト。ルナ平凡なポップフライで2アウト。5番に入っていた田島に代わり代打福田。高目のボール球を強振し三振でチェンジ。

8回ウラ 福田に代わりピッチャー又吉。三者連続三振。今日の又吉キレキレだ。

9回表 三者凡退で無得点。
9回ウラ  ピッチャー又吉に代わり福谷。簡単に2アウトを取った。2アウトランナーなし、ここからだ、最後のバッター4番筒香を0-2と簡単に追い込んだ、ファウルで粘られるも最後は空振りの三振、ゲームセット、もう大丈夫だ、乗り越えた。



最後まで妄想にお付き合いいただきありがとうございました。
明日も良いゲームになることをお祈りいたします。


明日からのDeNA戦、勝敗を予想してみた。

明日から首位DeNAとの3連戦です。
明日の予告先発はDeNA久保、中日バルデス。特に久保はここ2試合で17回投げて1点しか取られてなく好調です。そして何と言っても抑えの新大魔神山崎が安定感抜群ですので山崎を出させない展開が必要です。

打つ方では、なんといっても4番の筒香、今セリーグのホームラン、打点の2冠王です。得点圏打率も高く今セリーグで、間違いなく1番怖いバッターです。一人だけならまだ何とかなりそうですが3番梶谷、5番ロペス、6番バルディリスと怖いバッターが並んでおり、この中軸を抑えるのは相当苦労しそうです。



ただ、天気予報をみると、台風の影響で明日のゲームは中止になるのではないかと思われます。この3連戦、中日にとってはバルデス、山井と2枚はそろってますが、3枚目の先発投手が悩みの種でしたので、もし1日でも中止になれば恵みの雨になるのではないかと思います。


前回ナゴヤドームで嫌な負け方をしましたので、今回は借りを返してほしいところです。 希望的予想として、中日の2勝1雨。


面白くなってきやがったぜ!

きょうの先発はヤクルト石川、中日大野、ともに防御率1点台の両左腕投手だけに、後半勝負のロースコア―の接戦になるかと思いきや、予想を外れた試合展開であった。

1回表中日無得点の後の1回裏、山田に先頭打者ホームランが飛び出した。
ど真ん中のストレートをレフトスタンドに運ばれたが、この後気持ちを切り替えて抑えたのは良かった。



今日のゲームのポイントは2回表の攻撃だ。
この回先頭の福田がヒットで出塁すると、エルナンデスもヒットでつないだ。ノーアウト1塁2塁だ。藤井の内野ゴロを先程ホームランを打った山田がファンブルし同点に追いついた。 このゲームここまで山田の独り舞台だ。 なおもノーアウト1塁3塁でバッターは松井雅。谷繁ここはどうする? なんと初球からセーフティースクイズでフィルダースチョイスを誘い追加点が入って2対1。そう来たか! やるじゃないか。 成功か失敗かは別にして、今の中日にはこういった作戦が必要だ。いいぞ。さらにノーアウト1塁2塁から大野が1球で送りバントを決め1アウト2塁3塁の追加点のチャンスだ。

バッターは1番に帰って 大島、大島よショートフライだけはやめてくれ。(分からない方は当ブログ <誰もが予想した試合展開> を参照願います)そんな願いが通じたのか、ど真ん中のストレートをピッチャーゴロだ。 ランナー入れ替わって、2アウト2塁3塁でバッター荒木。ここで荒木にヒットを期待するのは虫が良すぎる。 外野フライを打ち上げチェンジ。 荒木よ、大島に外野フライの打ち方を教えてやってくれ。取った後にすぐに取り返され、しかもエラー絡みの得点なのでヤクルト側にとっては嫌な点の取られ方だ。



そして、3回表の中日の攻撃、平田のツーベースの後に、変調ルナにホームランが飛び出し4対1になった。不調のルナに今季初ホームランを打たれるとは、今日の石川も変調だ。気のせいか、同じようなことを昨日もつぶやいたような気がする。
福田凡退の後、エルナンデスにツーベース、藤井がヒットで続き1アウト1塁3塁となった。 最近得意のランナーがホームへ帰って走者なしからの2次攻撃だ。得意と言っても昨日と今日の2日間だけだが。 1アウト1塁3塁だけに1点取りたいところだが、バッターは松井雅だ。ここで点を取ろうというのは虫が良すぎる。併殺打でチェンジ、次の回はピッチャーからの打順というシナリオが頭に浮かびそうだ。 現実はシナリオ通りにいかずピッチャーゴロの間に点が入ってしまう。大きな1点だ。さらに2アウト2塁から大野にヒットが出て6対1だ。大野投げてよし、打ってよしの展開になってきた。
さらに大島、ヒットでつなぐ。 大島ヒットを打つ場面を間違えている。次の荒木は初球をセンターにフライを打ち上げた。 荒木よ2回も大島に外野フライの打ち方を教えてやってくれてありがとう。もう次はいいから。



今日も中日の一方的な試合になりそうなところ、その裏ヤクルトに3点取られ6対4となった。 大野が完全に独り舞台の主役の座を山田から奪い取った。 取った後に取り返されしかも四球絡みだけに中日側にとっては嫌な点の取られ方だ。 なんだかこのところ、フレーズがリフレインしているぞ。 


このあと両チーム無得点が続き、7回裏から田島にスイッチ。ヒットを打たれたが畠山を併殺で打ち取り3人で片づけた。 8回裏は又吉だ。点差は2点、2アウトを取ってからツーベースを打たれたが中村を見事三振に打ち取った。いいぞ。 9回裏は福谷だ。ヤクルトの荒木を全部見逃しの三球三振だ、あと2人。次はこの試合要注意人物の山田だ。2球目ど真ん中のストレートを見逃し1-1、勝負あった。 このあと5球目のチェンジアップを空振り三振、あと1人。 2アウトランナーなし、ここからだ、バッターは代打森岡、中日戦ではやたら打つイメージがある。早々と0-2と追い込むもボール球は見逃されストライクはファウルで粘られる。 福谷、雅人、あわてるな、ここはゆっくり時間をかければよい。終電までには時間はたっぷりある。森岡懸命にファウルで粘るも、福谷も根気よく投げた。最後10球目で空振りの三振。 三者連続三振だ。  …勝った。 


又吉、福谷が完全に立ち直った。 と言うにはまだ早すぎるかもしれない。
だけど、気のせいかちょっとたくましくなったような気がする。
今日で勝率を5割に戻して、火曜日からは因縁のDeNA3連戦だ。
合言葉は「面白くなってきやがったぜ!」